公認会計士後藤の生産性アップ塾!(1)「生産性アップには、スピードより質が大事」

一般に「生産性アップ」というと、スピード重視と思われがちですが、経営学者ピーター・ドラッカーは、「生産性の本質を測る真の基準は、量ではなく質である。」と述べております。

これは、企業の利益の80%は、企業の上位20%の人材が稼ぐと言われているとおり、例え全体のスピードが2倍になっても、必ず利益が2倍になるわけではないということです。

しかしながら、スピードが2倍になってアウトプットが2倍になることは悪いことではありません。

まず、スピードアップから始めて、慣れてから質にこだわるという考え方が、顧客からの評価アップにつながり、それがひいては生産性アップにつながるのではないでしょうか。