中小企業の業務効率化の一般的な進め方は以下のとおりです。
(1)業務の整理と課題の洗い出し
まず、社内においてどのような業務が、どのような流れによって行われているかを、業務フローを作成しながら可視化することが必要です。この業務フローを作成する過程において、業務の隘路となっている課題をリストアップすることが望まれます。
(2)現状業務の必要性
上記業務フローに記載された個々の業務について、一つ一つその必要性について検討が必要です。また、現状の業務より効率的な代替業務がある場合にはその代替策も検討しましょう。
(3)システム導入の検討
手作業で行うよりシステムに代替できるものは、システムを導入したほうが、スピードの向上ならびに人為的エラーの減少を図ることができます。しかし、単にシステム導入ありきで進めるより、その導入のコストベネフィットの有効性を検討する必要があります。また、導入するシステムをカスタム可するより、汎用システムに合わせるように業務を見直したほうがシステム導入コストの節約が図れます。
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